ショパールとミッレミリア
Chopard and Mille Miglia

ショパール&1000 Miglia 2021

オフィシャルタイムキーパーとして34年目を迎えたメゾン

2021年6月19日、ブレシア(イタリア)― メゾン ショパールは、伝説のカーラリー「1000 Miglia」のオフィシャルパートナーおよびタイムキーパーとして、連続34年間にわたり協賛しています。2021年6月16日(水)、今年のラリーも太陽の光が燦燦と降り注ぐ北イタリアの町ブレシアのヴェネツィア通りをスタートし、全行程1,000マイルを4日間にわたり、341台のレースカーが走破しました。

6月16日(水)から19日(土)にかけて開催された1000 Miglia 2021では、1,618キロ(1,005マイル)のコースを、通常とは逆の反時計回りに走ります。ルートの方向変更は、1927年から1957年に開催されていたオリジナルのレースでは、定期的に行われていましたが、1977年のレース復活以来では、今回が初めての試みとなりました。

今年は天候に恵まれましたが、夏の暑さに加え、チーザ、フータ、ラティコーザといった難関の峠道を含む初めての反時計回りのルートだったため、ラリーは時に厳しい条件下の展開となりました。しかし、過酷なレースならではの醍醐味を、参加するドライバーも沿道で応援する観客も、共に堪能することができました。参加した375台のうち341台のレースカーが、見事に1,000マイルの行程を走破しました。

結果は、1929年製アルファロメオ 6C 1750 スーパースポーツに搭乗したブレシア出身のプロドライバー、アンドレア・ヴェスコとファビオ・サルヴィネッリのチームが優勝しました。今回、アンドレア・ヴェスコは、同じアルファロメオで3度目の優勝を果たしており、過去にはアンドレア・ゲリーニ、そして昨年は父親のロベルトとともに勝利を手にしています。

熱き友情で結ばれたジェントルマン・ドライバー

今年もまた、ショパールの共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、競技者としてストロベリーレッドのメルセデス・ベンツ 300SL ガルウイングを駆ってスタートランプに並び、熱狂的なクラシックカー愛好家としての情熱を披露しました。

彼のシートの隣では、ル・マン24時間耐久レースで6回の優勝経験を誇るモータースポーツ界のレジェンドであり、メゾンの長年の友人でもあるジャッキー・イクスが、コ・ドライバーを務めました。両氏はこれまで、15回以上タッグを組んで、このラリーに出場しています。最初に二人で参戦したのは、1989年のことです。この時も、今回と同じレースカー、1955年製のガルウイングに搭乗しました。志を同じくするショイフレとイクスの間に、“ジェントルマン・ドライバー”の友情が芽生えたのはこの時でした。まさに1000 Migliaのスピリットと仲間同士の強い団結心を体現する出会いとなったのです。

今年、両氏が率いるショパール・チームには、ミラノ在住のファッショニスタ アレッサンドロ・スクアルツィが駆るエルミニ・スポーツ 1100(1954年製)、ショパールのアンバサダーを務めるロマン・デュマが搭乗するポルシェ 356(1957年製)、さらには、圧倒的な美しさを誇るアルファロメオ 1900 スーパースポーツ(1956年製)、ザガート社のデザインシンボルであるダブルバブルルーフを備えた希少なボディワークを纏うフィアット 1100といった、往年のレースカーが勢揃いしました。

長く、曲がりくねった道

ラリースタートの前日、カール-フリードリッヒ・ショイフレは、信頼を置くコ・ドライバーのジャッキー・イクス、そしてロマン・デュマ、アレッサンドロ・スクアルツィとともに、パドックに降り立ちました。そして、スタート当日、伝統に則って午後1時30分にラリーはスタートし、年式の古いレースカーから順番にヴェネツィア通りの並木道を出発しました。初日は、最初の難関であるチーザ峠を越え、海岸沿いの都市ヴィアレッジョまでを走破。続く2日目は、早朝からレースが再開され、歴史的な丘陵の町や小さな村々を経由し、ローマへの350キロの行程を辿りました。

レースのハイライトとなる最も困難かつエキサイティングな3日目では、イタリア半島を400キロ縦断し、ドラマチックな都市オルヴィエートのポイントを通り、キャンティワインの生産地を抜け、フータとラティコーザ、2カ所の曲がりくねった険しい峠道を進みました。

ボローニャに一晩滞在した翌日、レース最終日となる4日目は、イタリアを代表する自動車メーカー、フェラーリとマセラティの本拠地であるモデナ、さらにオペラの中心地であるマントヴァ、ヴェローナを経由し、ゴール地点であるブレシアへと戻りました。

ショパールのタイムピース「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」

伝説の1000 Migliaを翌日に控えたスタート前夜、その高まる雰囲気をさらに醸成すべく、ショイフレとイクスがホストを務めるエクスクルーシブなディナーが、ブレシア郊外のロンバルディの丘陵地域にある壮美なレストラン「アルベレータ」で催されました。ゲストたちは、数種のハーブを使ったパンプキンフラワーのリゾットや、チェリートマトのコンフィとパンテッレリーア島産のケイパーを添えたファッソーナのピエモンテ牛フィレステーキなどを堪能しました。

豪華なディナーが供される直前、カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、今年の新作モデル「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」を披露しました。

クロノグラフを搭載した44mm径の新作モデルは、オールスティール製が1,000本限定、および18カラットのエシカルローズゴールドをベゼル、プッシュボタンに使用した250本限定の2つのバージョンが用意されました。

どちらもモデルも、ガルバニック加工とサテン仕上げを施したスレートグレーの文字盤に、チャプターリングとクロノグラフのサブダイヤルのコントラストが映えるデザインが特徴で、先端に施したレッドカラーのマーカーが、最適な視認性を実現しています。12時間、30分、60秒のカウンターが装備され、レースカーのダッシュボードから着想を得たブラックセラミックのタキメーターベゼルに刻まれたラッカー仕上げのホワイトマーカーにより、速度と距離を素早く計測することができます。

ショパールがこれまで発表してきたすべての「ミッレ ミリア」ウォッチと同様に、今回のレースエディションにも、歴史あるカーラリーの純粋な証明として、有名な“レッドアロー”のマークが文字盤に記されています。そして、ケースバックには、チェッカーフラッグのデザイン、“1000 Miglia”ロゴに加えて、伝説のレースルートを示す “BRESCIA - ROMA - BRESCIA”の文字が刻まれています。

“1000 Miglia”の略歴

1927年に初めて開催された“1000 Miglia”は、世界で最も美しく歴史的な自動車イベントのひとつです。当初このイベントは、ローマを折り返し地点として、ブレシアを起・終点とした1,618km(1,005マイル)のルートを競うオールアウトのレース戦でした。

1955年、有名な英国のレーシングドライバーであるスターリング・モス卿と、彼のナビゲーターを務めたモータスポーツジャーナリストのデニス・ジェンキンソンが、10時間7分48秒、平均時速97.96マイルという記録的なタイムでレースに勝利しました。

1957年に、オリジナルのレース形式による開催は終了しましたが、1977年、同レースの開催期間である1927年から1957年に製造されたレースカーのタイムトライアルとして復活を遂げ、当時とほぼ同じ、ブレシアからローマのイタリア中部の1,000マイルの往復路がルートに設定されました。

このカーラリーイベントでは、当時の最も優れた希少性の高いレースカーが、往年のルートを走行し、視覚、聴覚、嗅覚を刺激し、観客を心酔させます。群衆がコースサイドを埋め尽くした当時と同じ町や村を通過する時は、まるで時計の針が戻ったかのようなノスタルジックな感覚を誘います。

ショパールについて

1860年に創業し、“アルチザン・オブ・エモーション”を標榜するメゾン ショパール。そのコンテンポラリーでエシカルな作品の中には、伝統的なウォッチメイキングのノウハウと代々受け継がれてきた匠の技が息づいています。

無限の創造性を育みながら、メゾン独特の雰囲気を醸すショパールのコレクションの中から、人々は、自分だけのプレシャスな作品を見つけることができます。情熱的で経験豊富なメゾンのアルチザンたちの熟練技術が、クラフツマンシップを至高のレベルにまで引き上げます。さらに、ショパールでは、製品への倫理的価値を尊重し、2018年7月より、メゾンが製造する全てのウォッチ&ジュエリーに100%エシカルゴールドを使用することを宣言しました。これは、ウォッチ&ジュエリー業界において初の試みとなりました。

現在ショパールは、ショイフレ・ファミリーによる経営のもと、3カ所の生産拠点で、50以上もの専門職種を習得しており、技術の研鑽とそのノウハウの伝承が日々行われています。

また、メゾン ショパールは、様々な文化的イベントとのパートナーシップを提携しています。1998年以来、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務め、1988年からは伝説のクラシックカーラリーであるイタリアの1000 Migliaのオフィシャルタイムキーパーを務めています。

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